天外メンタルクリニック

精神科
〒501-6251 岐阜県羽島市福寿町間島7丁目39番地
TEL 058-392-1502

診療案内

再発の防止

再発の防止

地域で生活していく力を失わないためには病気の再発をいかにして防ぐかが大切です。そのために
   無理
   無頓着
   無謀
という事態へのきめ細かい配慮が大切です。
無理が重なると、本来備え持っている重要なセンサーの働きが鈍ります。そうなると身体からの様々な信号が感知できなくなり、疲労を蓄積させることにつながります。不眠が続いてもそれに無頓着となり、周囲からの助言や支えに対しても無頓着になってしまいます。不眠が2日以上続いたら赤信号と考えましょう。
また、これまでやったことのない仕事や勉強などを急にやろうとすることも危険なことです。こうした無謀な行為は無理を生み、調子を崩すことにつながっていきます。

◎当事者の能力を再発見する努力
ともするとできていないことに目がいきがちですが、必要なことはどの当事者も無能力者ではないという認識に立って、できていることを見つけていく努力を怠らないことです。どのような疾患や障害があっても、その人らしく幸福を追求していく力は持っているのですから。

◎社会参加の意味するところの再確認
社会参加は働くことだけではなく、地域において日常生活を営むことができるということが社会参加につながることであるという認識が必要です。家の前に落ちているゴミを一つ片付けることで町を綺麗にする。これも立派な社会参加です。

◎病気と障害が同時に存在するという精神科疾患の特質の理解
病状が悪くて日常生活に支障をきたすことがあるのと同じように、病状は軽快していても障害が重いために支障をきたしていることもあります。調子が悪いからすぐに入院と決めつけることがその当事者にとってプラスにはならないことを認識する必要があります。

◎当事者・家族・隣人に疾患を正しく理解・認識してもらうための働きかけ
障害を抱えている当事者が地域で生活を営んでいけるためには、その人が抱えている疾患を乗り越えて自立していく力をつけていくことが大切です。そのために、日常生活の些細な変化まですべて病気のせいにしないでください。時にはなんでもないことでイライラして大きな声を出してしまったり、ちょっと気分が落ち込んだような感じになってしまったりというようなことは、誰にでも起こり得ることで、いわば生きている証と言っても間違いではありません。
日常生活の中で起きている現象が病気のせいなのか、そうではなくて誰にでも起こり得ることなのかを的確に判断できるように疾患を正しく理解・認識していただけるようにお手伝いします。

 

 

 

ACT Assertive Community Treatment

ACT Assertive Community Treatment

ACTは、精神科疾患や障害を抱えた当事者が自分の住み慣れた場所で安心して生活していけるように、いろいろな職種のスタッフ(看護師・精神保健福祉士・作業療法士・臨床心理士・薬剤師・精神科医など)から構成されるチームで支援を提供していくプログラムです。
 サービスは個別の支援計画に基づいて決定され、つぎのような内容のものがあります。

*精神科の治療を継続するための支援(自宅での診察・処方・薬の持参)
*疾患(病状に関すること・服薬に関することなど)を自己管理するための支援
*さまざまな意味でのカウンセリングによる支援
*危機的な状況に陥った時の支援
*利用者が入院を希望した時、入院先の調整や入院中の支援
*身体的な問題に関する支援
*利用者の住居に関する支援(住居探し、家主との調整など)
*日常生活に関する支援(買い物、料理、交通機関の利用、近隣関係の調整など)
*利用者の希望を実現する方向での就労支援
*経済的なサービスに関する支援(年金・生活保護にかかる問題や、金銭管理に関するアドバイス)
*社会資源の利用に関する支援
*利用者が周囲との関係を回復させ維持していくための支援
*利用者の家族のための支援